2009/11/30

日常から次の日常へ渡るためのアーティスト

北本でのミーティングを終え、新潟から時々やってくる吉野君を新宿に送りました。

北本でのプロジェクト、まだまだやるのかどうかもわかりません。
とてもやりたいと、やらせてもらいたいと思っていることがあります。
それは私にとってやったことがなく、浮島とは全く違う構造をもった活動。

町が、自らの町に再会しつづける。

浮島から島民がいつもの日々に降り立ったとき、そこは前とは違うどこかであった。
当たり前の場所なんてものはなくて、いつもの、慣れたことだから当たり前なだけ。
当たり前を当たり前でないと思う事、思い続ける人がいる場所。
そんな当たり前が生まれるまで私はアーティストとして助力するし、
そんな当たり前が生まれたら私はアーティストではいられなくなるだろう。
なぜなら、そこはアーティストの消失地区なのだから。
そしたらそのとき、アーティストの有り様について考えればいい。

北本でのプレゼンはまとまりきらないまま、時間たりずでした。
難しい問題がいくつかあり、全部昨日の段階でクリアしたプランを見せるのは無理で、
そんなプランをやっても上手くいくわけないということです。
「市場」というキーワードがあるのですが、いろんな関係が生まれる新しいフレームとしての「市場」をつくれればよいのですが。北本には通いつづけることになりそうです。

北澤 

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